転職に成功する7つのポイントとは?
転職は誰でも成功するのか?
何をもって成功とするのか?
この2〜3年で私の知人・友人が10人近く転職しました。
ほとんどの人が年収アップや良い職場環境への転職をしています。
中には、私よりも一回り年下ですが
世界的に有名なG社やA社で活躍している人材もいます。
友人たちや仕事で実際に中途採用面接を担当させていただいた方の話を元に、
転職に成功するポイントをまとめてみました。
このブログは以下のような方におすすめです。
- 転職を考えている人
- 転職を迷っている人
- 転職の進め方に困っている人
- 転職活動中の人
- これから就職活動を控えている大学生
大学生にもおすすめな理由は、
就職活動における企業分析や自己分析にも通じますし
転職は悪いことではないという前提でいてほしいからです。
時間が無い方は目次だけでも見ていってください。
私の自己紹介です
目次です
1. なぜ転職を考えるのか?
⚪︎ワーク・ライフ・バランスには個人差がある
ワーク・ライフ・バランスとは「仕事と生活を調和させること」です。
仕事とは本来、
暮らしを支え、生きがいや喜びをもたらすものです。
同時に、生活面の時間である
食事・睡眠・趣味・家族との時間なども
暮らしには欠かせないものです。
その充実があってこそ、
人生で充実した時間を過ごすことにつながります。
しかし、そのバランスが崩れている人が多いのが事実です。
- 仕事に追われ、心身ともに疲れている
- 仕事がしたいのに、家事・育児・介護などでバランスが崩れている
- 安定した収入が得られずに、趣味などの楽しみ
何よりも、ワーク・ライフ・バランスは個人で価値観が違います。
仕事でキャリア構築するのが人生における楽しみの人もいれば
最低限の収入で良いからプライベートの時間を充実させたい
という人もいるでしょう。
何を大切にするのか?で働き方と働く会社の選択が変わると思います。
⚪︎企業側は即戦力人材の採用ができるメリットがある
企業活動を通じて社会貢献をしていくためには、
利益を出し続ける必要があります。
SDG’s 「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」を基に
持続可能な社会を作るためです。
企業としては、日々問題解決・課題解決の連続なので
優秀な人材を確保したいと常々考えています。
また、企業としても働く人のワーク・ライフ・バランスを充実させたいからこそ
優秀人材を採用したいのです。
社員教育に力を入れている企業も多いですが、
既存の人材で問題解決に時間がかかるのであれば
優秀な即戦力人材を中途採用するのも手段の一つです。
何よりも、優秀な人材が多ければ多いほど生産性が向上します。
外資企業の年収が高いのは、
優秀人材で少数精鋭の生産性の高い経営を実現するからです。
⚪︎転職しないのも選択のひとつ
転職は、
あくまでもライフ・ワーク・バランスを充実させるための手段です。
- 今の仕事・職場環境に特に不満が無い
- 今以上に理想的な会社は無い
と考えているのであれば転職は必要ないと思います。
しかし、ほとんどの人が
何かしらの不満や不安があるのも事実だと思います。
今だけでなく将来を考えた時に、
本当に今の会社のままでいいのか?など
忙しくても考える必要はあると思います。
2. 転職を成功させる7つのポイントとは?
では、転職を成功させるコツがあるとしたらどういうものか?
大学生の方は就職活動を成功させるためのポイントと置き換えて読んでください。
XMindでまとめましたので、こちらのリンクでもご確認ください。
https://www.xmind.net/embed/Wpm9P5
では、ひとつずつ見ていきましょう。
①転職の目的や転職後のキャリアビジョンが明確である
これが一番大切です。
なぜ転職するのか?何を求めているのか?
年収であれば、総額だけでなく福利厚生の充実も確認する必要があります。
風土・環境や将来のキャリアビジョン、ライフワークバランスなども大切な要素です。
今とは違う仕事がしたいという人もいるでしょう。
「なぜ?」が明確になると業種や第一志望の企業も明確になります。
②在職中に転職活動をしている
明確な転職目的があったとしても、
第一志望の企業への転職ができない場合があります。
転職期間が長期間になった場合、金銭面での余裕がないと焦りが出ます。
そうなると、本来働きたいと思っていた企業でなくても
内定承諾してしまう可能性があります。
「離職中」よりも「在職中」の方が面接する側としても
責任感がある・リスクマネジメントができる人という意味で
好印象になります。
③転職を希望する企業や業界の情報収集がしっかりと行なわれている
せっかく第一志望の企業に転職できたとしても、
実はその企業が数ヶ月後に倒産ということも考えられる世の中です。
企業分析・業界分析をしっかりと行うことで
志望動機が明確になり、面接で納得感のある回答につながります。
未経験の業種であれば、そこで活躍できる根拠は何なのか?を
明確にする必要があります。
資格取得に向けて取り組んでいるなども含めて、
ご自身で仕事以外で行なっていることを伝えましょう。
*これも在職中に行なっていると「成長意欲がある」と好印象になります。
④自身の能力や実績を具体的に伝えられる
現職・前職での経験や実績、そのプロセスを
簡単に分かりやすく整理しましょう。
面接する側が分かりやすいように、具体的な数字があると良いです。
建築や製品など形がある・残る・イメージできるものであれば
その名称でも良いと思います。
ストーリー性を持たせ、挫折や努力・工夫など
自分の課題を克服したエピソードも整理しましょう。
また、チームワークなど、個人を主張するのではなくチーム・組織で
仕事をして成果を出したエピソードも記録しておきましょう。
⑤問題や課題に対して自責の念を持って取り組むことができる
現在の職場に不満があるからこその転職だと思います。
しかし、その不満を不満のままにしている人材を企業が欲しがるでしょうか?
現職や前職での問題解決に、自分はどのように取り組んだのか?を
明確にしましょう。
その企業にとって、自分がなぜ必要なのか?を伝える。
この人と一緒に会社を良くしたい!と思ってもらえるようにする。
とても大切なポイントです。
⑥ポジティブ(前向きな性格・明るく・元気)である
仕事は一人ではできません。
社内だけでなく、取引先とも良好な関係を作ってくれる人材と働きたいと
誰もが思うはずです。
面接での受け答えだけでなく、受付や控室での振る舞いなど含めて
良い印象となるようにしましょう。
⑦複数のエージェントへの登録と信頼関係を構築できている
これ、私は全然知りませんでした。。。
少なくても3社、多い人で5社ほど登録していたようです。
また、ただ登録するだけでなく
しっかりと面談などでコミュニケーションを取り、
信頼関係を気づくことで
エージェントが自分のために優先的に
仕事をしてくれるようにしていたとのこと。
エージェントによって、得意とする職種や
信頼関係が築けている企業なども様々というのも納得感がありました。
まだ登録していない人や1社にしか登録していない人は
ぜひ複数のエージェントに登録し、良好な関係を作りましょう。
とっておきの非公開求人を紹介してもらえることもあるようです。
3. まとめ
いかがでしょうか?
転職理由は人によって様々だと思いますが、
⚪︎ワーク・ライフ・バランスには個人差がある
⚪︎企業側は即戦力人材の採用ができるメリットがある
⚪︎転職しないのも選択の一つ
ということ。
転職を成功させる7つのポイントは、
①転職の目的や転職後のキャリアビジョンが明確である
②在職中に転職活動をしている
③転職を希望する企業や業界の情報収集がしっかりと行なわれている
④自身の能力や実績を具体的に伝えられる
⑤問題や課題に対して自責の念を持って取り組むことができる
⑥ポジティブ(前向きな性格・明るく・元気)である
⑦複数のエージェントに登録している
であること。
以上を紹介させていただきました。
現状に不安や不満を抱えたままでは、今の環境や待遇を変えることができません。
まずは、行動してみましょう。